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研究

2020年度 積水化学 自然に学ぶものづくり 成果発表会が行われました

2021/10/15の午後,オンラインにて,積水化学 自然に学ぶものづくりの研究発表会が行われました. 今回は2019年に採択された方と2020年に採択された方の合同の研究発表会で,異分野の発表が聞けて面白かったです. 末岡は,シープドッグに学ぶ,シンプルな群ロボットの制御法の創成について発表しました. 講演タイトル:シープドッグに学ぶ,「1を以て10を操る」制御法:オーダーフリーの群ロボットシス […]

魚型ロボット研究紹介①

今回の記事では,末岡が取り組んでいる水中ロボットの研究について紹介します. まず,第1回として「魚型ロボットの研究をどうスタートするか」について紹介します. 研究のきっかけ 私が魚型ロボットを研究するきっかけとなったのはもちろん「魚」です. 「なぜ,魚は水中を自由に泳げるのか?」,「魚たちは水をどのように感じて,行動しているのか?(波をどう感じているか?)」に疑問を抱いたからです. そして,この疑 […]

国際学会 SICE 2021にて発表を行いました

2021年9月8日SICE2021にて交通渋滞を解消する信号機制御に関する発表を行いました. 学会のHP:https://www.sice.jp/siceac/sice2021/: 発表タイトル Proposal and verification of a control method for signalized intersections with a lagging green phase […]

2020年度 積水化学 自然に学ぶものづくり 研究助成プロジェクト に採択(採択率 7%) -申請書 概要付-

念願であった「積水化学 自然に学ぶものづくり」に採択され,研究費を獲得しました.タイトルをキャッチーにしたり,申請書の書き方を一新したりと学ぶことが多かったです.「どんなこと書いたの?」と気になる人向けに,申請書の一部をブログに公開します.フルバージョンでほしい人は問い合わせより連絡してください. 採択テーマ:シープドッグに学ぶ,「1を以て10を操る」制御法:オーダーフリーの群ロボットシステムの創 […]

Journal of Robotics and Mechatronicsに「魚型ロボットの動きのデザイン」論文が掲載されました.

この度,魚型ロボットに関する研究がJRMの論文に採択されました. 本研究のポイントは, 動きを事前に設計せず,水中で自律的に効率的な動き方を学ぶ脳(コントローラ)を設計しました. その際,着目した要素が「身体のうねり」です. ロボットに「ひずみセンサ(曲がり具合を検知できるセンサ)」を取り付け,そのセンサの値が大きくなるようにロボットの脳(コントローラ)を設計すると,水中で効率的に泳げることが分か […]

計測自動制御学会論文誌に「群れの発現原理を機械学習を用いて調べた論文」が採択されました

計測自動制御学会論文集に末岡,石谷,沖本,杉本,大須賀の共著で「機械学習アプローチから探す群れ行動の発現機序 -捕食者からの逃避戦略の学習に基づく自発的な群れ行動の獲得-」が採択されました. 今回が,機械学習に関する初論文です. 論文の内容は「生き物はなぜ群れるのか?」という問いに現代の機械学習を用いて答えを出そうとした研究で,論文の公開は2022年2月だそうです. 遅い!待ち遠しい!