みなさんこんにちは,末岡です.
今回は珍しく真面目なお話をします.
家でちょっとしたものが欲しいときや,小物入れやフックなど雑貨屋さんにある物を自分で作りたい人向けに3Dプリンタのものづくり動画を作りました.
必見です!
▼ You tubeで3D CADでのデザインと印刷までの動画を作りましたので,ご覧ください.
3D CAD で欲しい物の形をデザイン(詳細は動画をご覧ください)
最近,3D CADが初心者でも簡単に使うことができるほど身近になりました.
なので,お子さんにもオススメです.
私がメインで使っている3D CADはFusion 360ですが,TINKERCADも無料なのでおすすめです.
無料でCADソフトが使えるってホントにすごいことなんですよ!
初心者へのオススメは,TINKERCADです.
パズルや積み木のイメージでCADを学べます.
TINKERCADを使ったオリジナル扇風機作りの動画も例題としてなるべく早く公開しますので,自分でオリジナルの物をどんどん作ってみてください.
Fusion 360は少し玄人向けかもしれませんが,CADを本格的に学びたい人はFusion 360をオススメします.
3Dプリンタで印刷しよう
3D CADで欲しい物の形を作ったら,stlファイルとして保存し,3Dプリンタの印刷設定に進みます.
通常の紙のプリンタでも「綺麗,普通」や「A4,A3」など色々設定しますよね.
3Dプリンタでは,「どの素材で,どれくらいの細かさで,どの向きで印刷しますか?」などを設定するということです.
とはいっても,ソフトをインストールすれば,後は簡単です.
Flashforge社の3Dプリンタを使っている場合はflashprintを,QIDI社の3Dプリンタを使っている場合はQIDI-printというアプリをパソコンにインストールしてください.
インストール
- flashprintは以下をクリックしてください.
私が3DプリンタでオススメしているのはFlashforge社のadventure3です.Flashforge社のAdventure3をオススメする理由
ソフトウェアをインストールし,stlファイルを開いて,.gcodeや.gxファイルとして出力すると,残りはプリンタで印刷するのみです.
いよいよ,3Dプリンタで印刷!
ここまで来ると,後はプリンタが動きさえすれば,物は出来上がります.
(積層型の)3Dプリンタでは,固形のフィラメントを溶かして,下層から(基本的に)造形していきます.
PLA(硬い)と呼ばれるフィラメントからTPU(柔らかい)と呼ばれるフィラメントまで様々ありますので,用途に合わせて選んでください.
注意:印刷の際のノズルの温度に気をつけてください!使用するフィラメントごとに適正の温度が異なります.
時代が進み,CADと3Dプリンタでオリジナルやオンリーoneのものを作りやすくなっていますので,ぜひ試してみてください.